塩村文夏

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塩村 文夏(しおむら あやか、1978年7月6日 - )は日本エッセイスト放送作家、元グラビアアイドル東京都議会議員である。芸能事務所オフィス・トゥー・ワン所属。

都議会議員になる前は『恋のから騒ぎ』に出演。「美人すぎる自動車ライター」、「美人すぎる放送作家」などとして雑誌に紹介された。

都議会議員となった後は、都議会会派「みんなの党 Tokyo」副幹事長、厚生委員会 副委員長(2013年より)、動物愛護管理審議会 委員(2013年 - 2014年)、東京都議会東京多摩国体推進議員連盟、と言った活動のほか、動物愛護に関連した活動も行っている。

来歴・人物

広島県福山市出身。被爆2世として生まれる。就実高等学校共立女子短期大学卒業。2014年6月現在慶應義塾大学法学部通信教育部)に在学中。

英検2級、漢字能力検定2級と言った資格のほか、TOEICのスコアは730であるという。

グラビアアイドル

高校在学中の1996年(平成8年)、スポーツ用品販売会社アルペンのイメージガールコンテストに応募して準グランプリ、翌年には『第8回ニューカレドニアプリンセス』に応募して審査員特別賞を得た。1997年には、写真集告知のため『スーパーJOCKEY』(日本テレビ)の『熱湯コマーシャル』コーナーに出演したこともある。

1998年(平成10年)、『ミスヤングマガジン』(準グランプリ)となり、『ヤングマガジン』(講談社)をはじめ、『スコラ』(スコラ)、『ヤングジャンプ』(集英社)、『ヤングサンデー』(小学館)などのグラビアに出演した。

その後はモデルとしてミツカンキヤノンライオンUFJ銀行アデランスなど企業CMに出演、またイメージガール『2000年平塚競輪マスコット』を務めた。

国外留学と自動車評論

2001年(平成13年)頃に一旦芸能活動を退く。その後イギリスに語学留学しオーストラリア・Australian School of Hospitality and Hotel Managementでホスピタリティマネジメントを学ぶ。また、フライトアテンダントとして勤務した。さらに日本に帰国後、2006年(平成18年)末頃からの数か月間は自動車評論家小沢コージに師事していた。

恋のから騒ぎ

2007年(平成19年)、明石家さんまが司会を務めるテレビ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)の第14期生として、同番組に1年間、全47回にわたって出演。同期のMVPを獲得した。

放送作家/構成作家

恋のから騒ぎ』への出演終了後、日本テレビ系の番組を担当する放送作家としての活動を始め、2008年(平成20年)にはバラエティ番組恋愛新党』(日本テレビ)や『クギづけ 投稿動画ハイスクール』のリサーチを担当した。

その後も日本テレビ系では『シューイチ』『寿命をのばすワザ百科』『日テレジェニックの穴』など多くの番組に関わり、他の系列の番組も担当。ラジオでは『モーニングコミュニティ』を経て、『atreライフソムリエ』(TOKYO FM)、『夕やけ寺ちゃん 活動中』(文化放送)などを担当した。

動物愛護

塩村は動物愛護にも関心を示しており、動物の殺処分を減らすために活動している。『めざましテレビ』(フジテレビ)の「きょうのわんこ」コーナーも担当していた。

政界への挑戦

2012年(平成24年)に開講した維新政治塾の塾生となり、大阪都構想」等を学ぶが、大阪維新の会橋下徹の政治姿勢に疑問を持ち、同年秋前から始まった第46回衆議院議員総選挙の同党公募には応募しなかった。

2013年にみんなの党へと入党し、2013年6月23日投開票の東京都議会議員選挙世田谷区から公認候補として出馬し、23,621票を得て6位で初当選を果たした。

やじ問題

2014年6月18日、都議会本会議において、塩村が晩婚化対策に関する東京都の支援について質問していた最中に、複数の男性の声で「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか?」などのやじが飛び涙ぐむ場面があり、6月20日に都議会議長宛に処分要求書を提出した。都議会には1000件以上の抗議が届いたほか、秋元才加乙武洋匡ら著名人から続々と応援メッセージが寄せられ、みんなの党女性局長の薬師寺道代は、やじを飛ばした都議は辞職に値するとコメントした。自由民主党幹事長石破茂は、 やじが自民党会派の席から発せられたとの指摘があることについては、「今の時点で自民党議員と決まったわけではない。特定して言っているわけではない」と 述べるにとどめつつも、「誰であれ『自分でした』と言っておわびすべきだ。仮にわが党であったとすれば、党としておわびをしなければいけない。大変申し訳 ない」と述べた。また東京都知事舛添要一は、やじが飛んだ際の自身の対応を問われ「みんなが笑ったので私もつられて笑みを浮かべた。答弁に集中していて何があったか分からなかった」と釈明した。同月23日、都議会自民党が、やじを飛ばしたのが同党所属の都議会議員鈴木章浩であったことを公表、鈴木は「子どもが産めないのか」との発言については否定したものの、責任を取り同日付で会派を離脱、同日午後、東京都庁で塩村と面会し直接謝罪した。自民党東京都連幹事長の吉原修は『産めないのか』というやじに関して「やじをした(党の)議員は、いませんでした。党の59人全員に聞き取りしたが、確認していない」と言い切り幕引きを図る考えを示したが、塩村はニュースで音声が拾えており『産む』に関するやじがあると確認できたと明言している。